このお宅の象徴となる3メートルを超える天井のリビング。
この天井高を強調し、より美しく見せてくれるアイテムが、上からまっすぐスマートに下りるラインのバーチカルブラインドです。
こちらにはバーチカルブラインドの最高峰といわれる「クリエーションバウマン」のものを用いました。
リーン・ロゼの紫色のソファにも調和しております
このバーチカルブラインドをはさんで、キッチンの腰窓と玄関につながる廊下には、ハンターダグラス社のシルエットを組み合わせました。
シルエットはロールスクリーンであるのですすっきりと、でも、レース生地が明るく柔らかな雰囲気を作り上げますから、玄関・キッチンには最適なアイテムです。
そして、和室には・・・。
同じくハンターダグラス社の「デュエット」を。
ハニカム(蜂の巣)構造で空気層が3層できるため、窓辺の空気流動を高いレベルで防ぎます。
ほかでは見られない生地の質感とフォルムの美しさにプラスして、抜群の断熱性も兼ね備えた省エネシェードなのです。
寝室の横長窓枠内にバーチカルブラインドを。
バーチカルブラインドというと縦長のイメージですが、丈の短い横長窓にバーチカルという組み合わせも実はおもしろいんです。
こちらは遮光生地ですので、昼間、光の漏れ具合が何とも美しくて、私も新しい発見でした。
子供部屋。
こちらのお宅でで唯一カーテンを用いました。
掃出し窓には北欧フィンランドの老舗テキスタイルブランド「フィンレイソン」のカーテン、腰窓にはカラーのキレイなタチカワの横型ブラインドを入れました。
一つの部屋を同じカーテンで統一せず、カーテンとブラインドという異質の組み合わせにしています。
わざと外すおもしろさです。
細かなこだわりの集結した本当にステキなお家でした。